投稿日 2018年6月27日 最終更新日 2021年7月8日
ということで、まず先に工務店を決めたわけですが、建てる土地がありませんので、いよいよ土地探しに入ります。
工務店の方でも、すでに保有している土地情報から未公開の情報まで、いろいろと協力をしてくれました。
しかし、なかなか希望に合う土地は見つからず、時間だけが経っていきました。妥協なんてありえませんし、ここは理想の土地が出てくるまでじっと待つことに心を決めました。
中古物件購入、解体工事
そんなある日のこと、すでに日課になっていたネットでの物件探しの中で、中古物件の新着情報がありました。
徒歩数分の距離でもありましたし、早速、偵察に出かけることにしました。
まずは立地を確認、申し分ありません。
しかし!土地ではなくあくまで一軒家としての販売です。
すぐに担当の不動産屋へ連絡、内見の予約を取り改めて見に行くことに。
すると、建物は築年数がかなり経過しており、担当の方のお話ではこれからすぐにリホームが入るとのこと。
当然、建物ごと購入するつもりもありませんので、更地での購入を考えている旨を伝えると、すぐに決めてもらえれば予定しているリホームは中止し、その分の費用を解体に回せるとのことでした。
しかし、そんな即決ができるほどの勇気もなく、少し考える時間を設けることに。
また、念のため工務店の方にも一緒に物件を確認してもらいました。
そうこうしている間に、当然ですがリホームは入り、私の他にも数件の内見が入った様でした。
このままではようやく出た土地を失うことになる!
遂に決心し、申し込みをしました。
先に1件の申し込みがあったようですが、こちらが提示した条件により無事契約となりました。
建物はきれいにリホームされていましたが、すぐに解体作業に入りました。
あっという間に解体作業が終わり、更地になった後は地盤調査が始まりました。
盛土、切土
購入した土地は周りよりも一段高くなった土地でした。
購入前に一度、市の図書館で住宅が建つ以前の古い地図で確認していましたが、この辺は昔からの地形で、盛土ではなく切土であったことが分かっていたので、地盤の強度は問題無いと考えていました。
が、しかし!なんと調査結果は“改善した方が望ましい”とのことでした。
大きな誤算でした。
もともと家が建っていたわけですから、当然現状のままでも問題があるわけではありません。
しかし、建物の形状や重さによって、どのように影響するかまでは分からないという見解に。
世間ではマンションのくい打ち工事問題が取りざたされた時期でもありました。ここで大きなリスクを取るわけにはいきません。
くい打ち工事を決意しました。
ようやく建てられる状態にはなりましたが、解体費用から、地盤改良費用まで当初の予算をかなりオーバーしてしまいました。
そこで、外構工事については、駐車場の土間打ちだけは業者にお願いしましたが、その他はすべて自分でやることにしました。
こうして私の本格DIYが始まりました。