子供のハンガーラックを手作り。幼稚園、小学校の制服、カバン、ランドセルは自分でお片付け。

下の子の入園を機に制服やカバンなど、自分でお片付けができるラックを作製しましたのでご紹介します。
ネットや家具屋さんでも見てみたのですが、なかなかピンとくるものがありませんでした。
使い勝手や置き場所など考えできるだけコンパクトに、また2台作らなければならないため低コストでできるようシンプルなデザインを考えました。

図面作成

下の子の身長と上の子の身長、また大きくなってからも使えるようにとハンガーポールは2段階で使えるようにしました。
また、収納も2段にし、上の段はハンカチや靴下などの小物を、下の段には体操服や冬用のベストなどちょっと大きめのものが入れられるようにしました。
しかも、上の段の小物入れには100均のプラスチック製のケースを、下の段はカラーボックス用の収納箱が使えるサイズで設計しています。


カラーボックス用の収納箱は100均でも入手できますが、子供たちが使うには少し強度的に不安です。
少し丈夫なものを選んだほうが良いかもしれません。
ちなみに我が家は以前ホームセンター購入し、カラーボックスでしばらく使用していたものが余っていたのでそれを使用しました。

rack_kids

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材料は図面に記載したサイズでカットすれば後は組み立てるだけです。
ただし、ハンガーポールの固定部は記載していません。

組み立て・塗装

材料はすべてホームセンターでカットしてもらえばすぐに組み立て始められますし、持ち帰るのも楽です。
特に図面ではハンガーポール取り付けの真中部分は先端をR加工していますが、ジグソー等が無ければ難しいため、カットしてもらってもよいと思います。
R形状にこだわらなければC面カットを付けるか、またはそのままでも良いでしょう。
この辺は所有している電動工具や輸送環境で変わってくるかと思います。
電動工具についてはサイト内”まず初めに揃えたい電動工具”も参考にしてみてください。
私の場合は、コストを抑えるため、できるだけ長尺のものを一気に大量購入して、加工はすべて自分で行っています。
また、輸送については毎回ホームセンターのトラック無料貸出を利用しています。

さて、材料を図面のサイズでカット出来たら、組み立てはコーススレッドをドライバードリルで打ち込んでいくだけなのでそれほど難しくありません。

一部、ハンガーポールの固定部分だけは端材を木工ボンドで貼り付けます。
下はほんの一例です。
単に四角だけでなくハート型にしてみたり、ここはアイデア次第で色々アレンジできるかと思います。
取り付ける高さについては子供の身長に合わせ、下の段は下の子が洋服を掛けられるギリギリの高さにしました。


また、塗装はブラウンとホワイトの2色で行いました。

これ一台でカバン、手提げ袋、制服、運動着やハンカチなどの小物が一式まとめて収納できます。
毎朝起きたらこのラックの前で支度をする。
帰ってきたらラックにカバンを置き、この前で着替え、自分でハンガーに制服を掛ける。
今では下の子も上の子の真似をして、自分ですべてできるようになりました。

 

DIYで世界にたった一つの門柱

さて、本格DIYの記念すべき第一弾として、まず最初に取り掛かったのが門柱です。
ようやく我が家が完成し住み始めたものの、インターホンも郵便ポストも有りませんでしたので、真っ先に取り掛かることにしました。

庭造りのポイントは南国ハワイ

初めは既製品をいろいろ当たってみましたが、なかなか気に入ったものが無かったため、一から自分で作ることにしました。

我が家の庭造りのポイントのひとつに”南国ハワイをイメージ”というものがありました。
その理由は、“庭にヤシの木を植えたい!”という妻の一言によるものでした。
そこでまずは、その”ハワイの庭”のイメージを絵に描いてみることにしました。
こうすることで、お互いにイメージを共有できますし、また自分のイメージも具体的になります。

図面作成

このイメージで妻のGoサインも出ましたので、早速、門柱の図面を引くことにしました。

図面を引いている途中でも色々とアイデアが生まれました。
真っ白な門柱に部分的にブルーのガラスブロックを入れることで海をイメージすることに。
また、上部にも波をイメージした曲線を取り入れることにしました。
表札にもちょっとこだわり、立体のアイアンでいくことにしました。

大きさは、横1190×高さ1500。
使用するブロックは、
隅・・・13個、中・・・5個、隅1/2・・・1個、中1/2・・・1個、ガラス(1/2)・・・2個
です。
鉄筋は境目と両側の計4本としました。

まずは基礎作り

深さ15cmほどの穴を掘ります。
幅はブロックの幅+6cm程度としました。
この穴に木枠を組んでいきます。
木材は何でもよいと思います。
ここにモルタルを流し込んでいきます。

モルタルは砂3に対してセメント1の割合でよく混ぜ、少しずつ水を足していきながら適度な硬さに仕上げます。
あまり緩すぎてもダメですが、硬すぎてもまんべんなく伸ばしていくのが大変なので、少し緩いくらいがちょうど良いです。
穴の深さの半分ほどまでモルタルを流し終えたら、水平器を使いながら全体が完全な水平になるように表面をコテで綺麗に均します。
均し終えたら両端とブロックの境目になる位置に鉄筋を立てます。
この状態でモルタルが完全に乾くまで待ちます。

ブロック積み

基礎が完全に固まれば、いよいよブロックを積んでいきます。

一言にブロックと言っても、実は色々な種類があります。
まず、大きくは重量ブロックと軽量ブロックでその名の通り重さ、強度が違う2種類に分けられます。
また、隅、中間、天面用と使用する場所によって形状が違ったり、さらに基本の長さの1/2の大きさのものもあります。

門柱程度であれば鉄筋も立てますので軽量ブロックで強度的には十分です。
図面から使用する場所に合わせてどれを何個使用するか計算し、購入する必要があります。
また、今回の設計ではトップ部が波形状をしていますが、さすがにこんな形状のブロックは売っていませんので、四角いブロックをある程度グラインダーでカットし、足らない部分をモルタルで成型していきました。

ブロックゴテを使用し、基礎にブロック幅に2列にモルタルを並べていきます。
ブロックを置くごとに水平器を使って前後左右に傾きがないか確認、傾きがあればハンマーの柄などでたたきながら調整していきます。
隣のブロックとの隙間は1cmあけます。

1列並び終えたら鉄筋を通している穴にはモルタルを充填します。
鉄筋をゆすりながら入れていくと、奥までいきわたらせることができます。
モルタルが固まったのを確認してから2段目を積んでいきます。

ただし、ここでインターホン側の鉄筋にはあらかじめケーブル引き込み用の配管を取り付けておくことです。
これを忘れてしまうと後でインターホンのケーブルを通すことができなってしまいます。
配管ボックスを取り付ける関係で1段目を終えたところで取り付け、裏側へ出しておきます。
インターホン側(表側)は出したい位置でブロックにタガネとハンマーで穴を開け配管を通します。
軽量ブロックだと比較的簡単に穴も開けられます。

2段目以降はモルタルが固まるのを待たずに積んでしまうと下段のモルタルがつぶれてしまうので気を付けましょう。
初めは水平に綺麗に積んでいくのに多少時間かかりましたが、徐々に慣れてきてスピードアップしていきました。
また、積んでいく中で多少イメージが変わってきたので、ガラスブロックの位置を図面とは変えたりしました。

ガラスブロックや郵便ポストはネットで格安で購入。
それぞれサイズもブロックの大きさに合わせたものが売られています。

郵便ポストは1ブロックサイズでなるべくシンプルなデザインのものを選びました。

トップの波形状のモルタル成型は両側を板で挟み、滑らかになるよう仕上げていきます。
モルタルの量にもよりますが、両側からしっかりと板で固定しないとモルタル自身の重みで広がってしまいます。
しっかり乾いたのを確認し、板を外します。

仕上げ

仕上げの方法には色々あると思いますが、綺麗な白壁よりも自然な感じを出したかったので表面全体にモルタルをあえて雑に塗っていきました。

ここまで来るといよいよという感じです。

良く乾いたのを確認し、最後に塗装を行います。
まず、ポストやガラスブロックをしっかりとマスキングします。
塗装は高耐久の外壁用塗料を使用します。
色はどうしても白にしたかったため、汚れの付着を考えあえてツヤありのアクリル・シリコン系塗料を選びました。
これをローラーバケで塗っていきます。

最後にインターホンと手作りの表札をとりつけ、ようやく我が家のオリジナルの門柱が完成しました。

 

 

 

 

 

 

 
はじめてでしたが十分満足のいく出来に仕上がりました。
ここまで慣れない分それなりに時間はかかりましたが、費用的には材料費だけですし、また、作業途中でもちょっとイメージが違うなと思ったら自分の好きなように変更することができます。
作業をしながらでもどんどん自分のイメージに合わせて作っていけるところがDIYの良いところではないでしょうか。

裏にはスポットライトを設置し、ガラスブロックを照らすようにしました。
夜になるとガラスブロックが輝き、また違った雰囲気になります。

 

アウトドア用テーブル!折り畳みテーブルをDIY

余った木材でアウトドア用のダイニングテーブルを作りました。
使わないときには物置に閉まっておけるように折り畳み式にすることにしました。

ボルト&ナットを使用し、脚はこのように内側に折り畳んで収納ができます。

また、ヒンジを取り付けることによって、脚を収納してから真ん中で折り畳むことができます。

折り畳むとこんな感じになります。

4人掛けサイズでも折り畳むことによってここまでコンパクトになります。
また、なんとなく脚の部分には曲線を取り入れてみたくなったので、ジグソーでカットしてみました。

我が家ではウッドデッキでBBQをやるときに毎回活躍しています。

既存フェンスを利用した木製目隠しフェンス

解体工事の際に隣家とのフェンスは残しておきました。
しかし、以前の家との間取りの違いでフェンスの高さが足らず、お隣からこちらが丸見えの場所もあったため、目隠しフェンスを改めて設置することにしました。

ただ、既存のフェンスを取り壊して新たに設置するのもまた余計な費用が掛かりますし、何とか既存のフェンスを利用することは出来ないか考えました。
また、庭作りには“自然な雰囲気な庭”というのを基本テーマにしていましたから、素材も既存のフェンスのようなアルミなどではなく木材を使いたいと思いました。

既存の支柱に固定

そこで考え付いたのが、2×4材用の金具を用いて既存フェンス支柱に固定する方法です。
下の写真のようにコの字の金具、本来は2本の2×4材をまとめるものなのでしょうが、これを使って真ん中に既存フェンスの支柱、両側に新たに設置する目隠しフェンス用の支柱の三本をまとめました。

diyer

木材の選択

そこに1×4材を水平に貼ることにしたのですが、どの木材にするか非常に悩みました。
耐久性を考えればデッキ材のようにウリンやイペなどの外材が良いのでしょうが、面積が面積だけにすべてやるとなるとかなりの出費になってしまいます。

コストも重要なポイントですから、耐久性とコストを天秤にかけ、悩んだ末に今回は安価なホワイトウッドを選択しました。

ただし、少しでも耐久性を上げるために油性のステイン塗料3度塗りし、仕上げました。
かなりの本数でしたので塗装だけでも相当な時間を要しました。 

板の間隔

また、板と板の隙間にも少しだけ悩みました。
目隠しですから向う側からこちらが見えないようにすることが基本です。
ただし、隙間なく貼ってしまうと風の影響をもろに受けてしまいます。
また、板自体も完全に水平ではありませんから隙間なく貼ることはほぼ不可能です。
そこで最小限の隙間として10mmにすることにしました。
板の厚みが19mmですので、フェンスに顔を近づけて覗き込むようにして辛うじて水平方向が見える程度です。

板の間隔が決まればインパクトドライバーでコーススレッドをガンガン打ち込んでいきます。
この作業ではコーススレッドを数百本単位で打ち込みますので、インパクトドライバーが威力を発揮します。
スペーサーに10mm厚の板を入れながら一番下の板から貼っていきます。
間違っても上から貼らないように!

インパクトドライバーのおかげであっという間に作業が終わりました。
貼り終えると庭の雰囲気はガラリと変わりました。

diyer

ステイン塗料の色もウォールナットを選択したので仕上がりはかなり濃い色に仕上がりました。
言わなければホワイトウッドと分からない人もいるくらいです。
どれくらいの耐久性があるのかはこれから経過を見ていくことになりますが、2年が経過して今のところ全く変化は見られません。

 

簡単カブトムシ小屋の作り方を紹介

毎年、子供たちの夏休みで実家に帰省した際にとんでもない数のカブトムシやクワガタを捕まえて持って帰って来るのですが、虫かごの数だけ増え、また、虫かごもそれほど大きくないので、昆虫たちはとても窮屈そうにしていました。

そこで今年は思い切ってカブトムシ小屋を作ることにしました。

ポイントはプラスチック製の衣装ケースを使用すること。
カブトムシたちが卵を産んだ時にそのまま衣装ケースで”卵→幼虫→成虫”になるまで飼育ができます。

その他の材料は基本的に1×4材と30×40の角材を使用しました。
衣装ケースのサイズに合わせて骨組みを設計。

beetlehouse

あとは網をどうするかですが、ホームセンターで色々見たところ、金網だと網目がちょっと大きかったり、また、これだけの面積を購入しようとすると金額的にもちょっと割高。
そこで、家の網戸の交換用網にしました。
これなら面積も十分で値段も安く済みました。

骨組みを作製したら網を張っていきます。
交換用の網と同じコーナーに木枠窓用の張替えベルト(釘入り)が置いてありました。
これを使ってこんな風に網を張っていきます。

ここでちゃんと網を引っ張りながら釘を打ち込んでいかないと、後でヨレヨレになってしまいます。
大き目の洗濯ばさみなどでしっかりと網を固定しながら作業します。

張り終えた状態がこんな感じ。
扉も付けて、なかなか綺麗に張れました。

 

最後に、衣装ケースに土、枝、カブトムシやクワガタたちを入れて完成です。

来年はもっとちゃんとした登り木も入れてあげて、小屋内でめいっぱい動け回れるようにしたいと思います。

 

耳付無垢一枚板のダイニングテーブル2

さて、ようやく念願の天板を仕入ることができ、いよいよ先に購入しておいたアイアン脚を取り付けます。

なんだかワクワクします。

取り付け自体は簡単ですが、まずは取り付け位置の検討から入ります。

脚の取り付け位置

天板は6人掛けを考慮しこのサイズを選びましたが、脚の取り付け位置が重要です。

片側に3脚づつ並べることを考えた場合、椅子のサイズにもよりますが、1つ50cmとして、3つで150cm。

また、さらに人数が増えた時に短辺側にももう2人座れるようにもしたかったので、少し余裕をみて脚間は159cmとしました。

取り付け作業

取り付け位置が決まればさっそく作業に取り掛かります。

まず、ボルト用の鬼目ナットを取り付けます。

穴開けにはドライバドリルを使用しますが、まっすぐに穴開けができるようドリルガイドを使いながら失敗しないよう慎重に穴を開けていきます。

必要数穴あけが終わると、鬼目ナットをねじ込んでいきます。

杉材は柔らかいのであまりねじ込みすぎないよう注意が必要です。
天板と同一面になるように。

  

そして、最後にアイアン脚をボルトで固定すれば完成です!

さっそく、ひっくり返してリビングに置いてみました。

持ち手ができたので一人でもなんとか設置できました。

アイアン脚にはそれぞれ高さ調節がついているので、置く場所に合わせてガタを調整して完了です!

ダイニングテーブルを自作しようと思い立ってから、色々苦労はありましたが、木材市場の初体験など思ってもみなかった経験もできました。

多少時間はかかりましたが、妥協せず1枚板のダイニングテーブルにこだわってよかったなと思っています。

家を訪れる皆さんの反応も良く、自分では大満足の出来です!

うまくメンテナンスしながら末永く使っていきたいと思います。

 

 

耳付無垢一枚板のダイニングテーブル

長年愛用してきたダイニングテーブルですが、家を建ててからも使い続けていました。
ただ、家族が増えたことや、両親や友人が我が家を訪問する機会が増えたことで、さすがにこれでは小さいなと感じるようになりました。
そこで、DIYをモットーにしている私としてはダイニングテーブルをなんとか自作できないか、と考えました。

まず、パッと頭に思い浮かんだのが、今流行りのアイアン脚のダイニングテーブルです。
最近はテーブル脚も色々な種類のものがネットやホームセンターなどで売られていますが、その中で私が選んだのはシンプルなロの字形の脚です。
先に脚だけを購入し、これに合う天板を探すことにしました。
まあ、最もシンプルな形状ですからどんな天板にも合いそうですが。

天板の大きさですが、6人掛けをベースに考え、幅200cm、奥行き90cm以上で設計しました。

いざ、ホームセンターに行くと、すでにテーブル用として仕上げられた天板も売られていて、中には耳付を模したようなものもありました。
しかし、材質はすべて集成材でなんとなく味気なく、また厚みも薄いため重厚感に欠けます。
これだけのサイズですから最低でも4cm以上の厚みは欲しいところ。

dining_table


やはり自分で何枚かの板を突き合わせて作ろうと製材コーナーを見て回りましたが、これまたよい材料が見当たらず。
多少なりとも個々の反りやねじれがあるためこれらをきれいに突き合わせることは難しいと判断。
まあ、足場材、古材などを組み合わせてテーブルを作ることもあるようなので、ガタガタでもそれはそれで味があって良いという人もいるかもしれませんが、私のイメージとはやはり違います。

そこでいったん気分転換に家具屋を見て回ることにしました。
集成材や突き合わせのもの、1枚板などさまざまなダイニングテーブルを見ることができました。
その中でもひときわ目を引いたのは”耳付無垢”の1枚板のテーブルでした。
数あるテーブルの中でもその存在感は別格です。
ただ、値段もこれまた別格。。。

耳付無垢の一枚板とは

耳付無垢の1枚板とは1本の木を縦にスライスし、そのまま天板にしたもの。
テーブルの両端は樹皮を剥がしだけで、この部分を”耳”と呼んでいます。

何枚かの板を組み合わせて作るわけではないので、例えば今回のような200cm×90cmといったサイズのテーブルを作るためには幹の太さが直径90cm以上の木が必要になります。

もし、太さがちょうど90cmの木から取ろうとするとほぼ中心部分しか使えませんから、1本の木から1枚しか取れないことになります。
それは値段も高額になるわけですよね。

それでも、この存在感と木のぬくもりを感じさせるダイニングテーブルは憧れます。思わず我が家に置いた時の様子を想像してしまいます。

はじめての木材市場

なんとかしてこの天板を入手することは出来ないか。
当然こういった銘木は一般のホームセンターなどにはおいてませんので、ちょっと
調べてみました。
すると通常は業者向けにセリを行っている木材市場ですが、曜日によっては一般にも公開しているところもあるようで、早速、予約を取り行ってみることにしました。

木材市場なんて人生で初めて行くわけで、少しドキドキしながら行ってみたのですが、対応してくれた市場の方々はみな親切で、素人の私に木材についていろいろ詳しく教えてくれました。
気が付くと2時間以上も滞在していました。。。

で、肝心の天板ですが、ちょうど探していたサイズにもっとも近い210×104の”杉材”に決めました。
厚みは少々希望よりも厚く8cm

ブビンガやモンキーポッド、ウォールナットなどの外材も見ましたが、なかなか希望のサイズに近いものが無く、また、何よりもこれら外材と杉材では比重が倍以上も違うため、これだけのサイズになると重量がとんでもなく重くなります。
実際、購入した杉材ですら、車にはフォークリフトで乗せてもらったのですが、家に着いてからが大変でした。
当然一人では運ぶことは出来ず、妻に頑張ってもらいなんとか2人で家の中まで運び込むことができました。

 

DIYでまず初めに揃えたい電動工具

私が所有している電動工具は下記の通りです。

・サンダー・・・木工、金属の研磨、錆落とし
・インパクトドライバー・・・木材のネジ締め
・ドライバードリル・・・ネジ締め、ゆるめ、穴あけ(木材、金属)
・丸ノコ・・・木材の直線切断、角度切断
・マルチソー・・・木材、金属の切断、曲線切り
・振動ドリル・・・レンガやコンクリートへの穴あけ
・グラインダー・・・金属の切断、研磨、レンガやブロックの切断、木材の削り

この中でサンダー、インパクトドライバー、マルチソーは特に無くても基本的な作業には困りません。

ただ、このマルチソーですが、優れ物で電気のこぎりだけでなくジグソーとしても使えます。

木材用、金物用のこぎり歯、ジグソー歯の替え歯が3種付属しています。

曲線などちょっとデザインに変化を付けたいなと思った時に、特にジグソーとして活躍します。

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サンダーも切断面をきれいに仕上げたい時や角を取りたい時にあると便利ですが、無くても手作業で何とかなります。

インパクトドライバーは一瞬でネジ締めを行いますので、一気に何百本もコーススレッドを打ち込まなくてはならない場合などには作業効率が上がります。
とにかく一瞬で力いっぱい閉め込みますので、材料によっては閉め込み過ぎる場合もあり、使用箇所には注意が必要です。

ドライバードリル、これはぜひ揃えておきたい電動工具の一つでしょう。
私もかなり重宝してます。
穴あけからネジ締めまで行え、ネジ締めに関しては締め付けトルクが調整可能です。
材質に合わせ締め付けトルクを調整します。
インパクトドライバーのようにとにかく早く力いっぱい締め付けるのに対し、対象物に合わせた繊細なネジ締め作業が可能になります。
調整はダイアルの数値を合わせるだけ。
試し締めをしてみてちょうどよい締め付けトルクで設定します。

また、穴あけについてはビットをドリルに交換します。交換も簡単で先ほどのトルク調整ダイアルの先の部分をひねるだけ。

ネジ締めと穴あけドリルのビットがワンタッチで交換できます。
穴あけの場合はトルク調節ダイアルをドリルの絵に合わせます。

穴をあけてからすぐにネジ締め、といった作業を連続して行う場合には作業効率が飛躍的にアップします。

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このように電動工具には材料を切る、削る、穴をあける、ねじ締めを行うといった作業を効率的に行うものと、また、仕上がりをさらに美しくするものがあります。

まずは作業効率アップのために基本的なものから揃え、少し作業にも慣れてきて、ちょっとデザイン的にもこだわったものが作りたいな、もう少し綺麗に仕上げたいなと思った時に徐々に買い足していってもよいと思います。

 

コードレス電動工具、その性能は8割はLi-Ionバッテリーで決まる

電動工具のバッテリー

電動ドライバー系は使用場所が色々と想定されると思います。
作業場所によってはコードレスの方が作業効率が上がります。
価格はアップしますが、電動ドライバー系はコードレスがお勧めです。
なお、その場合、当然ですがバッテリーは高ボルト数のものを選べばそれだけパワーが得られます。
最近は色々な電化製品でも主流になってきたLi-Ionバッテリーですが、電動工具でも主流になって来ました。
大体どこのメーカーもボルト数は10.8V14.4V18Vといったラインナップが有ります。
価格も高ボルトになるほど上がります。バッテリーの値段ですね。
同じLi-Ionバッテリーでも電動工具用のバッテリーにはスマホなどのモバイル機器とは違い、筒形をした乾電池のようなバッテリーが複数使われています。
筒形1本が約3.6Vですから、上で述べた10.8Vはこれを3本、14.4V4本、18V5本使用しています。
高ボルト数になれば価格も上がりますが、重量もそれだけ増します。
 

バッテリーの共通化

また、最近流行っているのがバッテリーの共通化です。
一つのバッテリーを様々な電動工具で使うことができます。
各電動工具メーカーや、最近ではホームセンターなどでもオリジナル商品を出しています。
本体価格の大部分を占めるバッテリーですから、そのバッテリーが無ければかなり価格を抑えて購入することができます。
まずはじめの工具はバッテリー付きで購入し、あとはバッテリー無しで買い足していきます。
私も当初は「これは便利!」と思い掃除機を購入し、インパクトドライバーとバッテリーを共用していました。
 
 

コードレス掃除機

コードレスで場所を取らないスティック型の掃除機は度々雑誌などでも取り上げられ、工具メーカーが出している掃除機も比較的人気がありました。
私も基本的に部屋の掃除はロボット掃除機がメインだったのですが、補助用として購入しました。
バッテリーは18Vを購入したので、吸い込みは非常にパワフルで大変感激したのですが、しかし!はじめはフル充電してからの使用時間は20分程度だったのが、半年もしないうちにバッテリーがへたり、5分も掃除ができなくなりました。。。
 
おそらくこのバッテリーがそもそもそういう使われ方を想定した設計になっていないんだと思います。
通常、インパクトドライバーであれば満充電にして空っぽになるまで使われることはプロ用でもない限りほぼ無いと思います。
ところが、掃除機となると11回、毎日空っぽになるまで使われます。
また、インパクトドライバーのような瞬間瞬間の放電とは違い、掃除機の場合は使い始めたらバッテリーが空っぽになるまで連続して放電されます。
110~100%の充放電を繰り返し、約半年の使用で急激に使用時間が減りましたから、このような使われ方をされた場合、200回程度の設計になっているのではないでしょうか。
これがもし掃除機専用のバッテリーであればそのような使われ方を想定した設計をするだろうと思いますが、もともと電動工具での使用を想定した設計がされており、無理やり掃除機の様な使われ方をされれば無理もないですね。
この辺はおそらくメーカーによって違うと思いますので、すべてそうかとも言えないです。
ただ、このように高出力で0~100%の充放電を300回、600回となるとなかなか難しいのではないでしょうか。
 
最近は色々なメーカーからコードレス掃除機が発売されていますが、中にはかなり高額なものもあります。
いったい何年もつの??と思ってしまいます。
もし、その掃除機が1年余りで使用時間が半減、またはそれ以下になったとしたら、と考えるとなかなかそんな高額なコードレス掃除機を選択するのは難しいですね。
使い捨てと割り切れるなら良いですが、そんなにお金に余裕のある人も少ないでしょう。