アマゾンの玄関口、ブラジル マナウス (Brazil Manaus)

投稿日 2018年1月30日 最終更新日 2020年5月27日

みなさん、この世の中にピンクのイルカが居るのをご存知でしょうか?

絵本の中の様な話ですが。。。

 

アマゾナス州マナウス市、ブラジルのマナウスはアマゾンへの入り口です。

ベネズエラなど北から流れてくるネグロ川(タンニンが多いため焦げ茶色)とペルーなど西から来るソリモエンス川(有機物が多く白っぽい)がマナウスで合流していて、そこからがアマゾン川と呼ばれています。

マナウスはだいたい610月が乾季、115月が雨季です。

東京からは様々な行き方がありますが、比較的早いのがアメリカ経由でしょう。

 成田ーシカゴ 12時間

 シカゴーマイアミ 3時間

 マイアミーマナウス 5時間

といったコースがあります。

 

ただ、これでも乗り換え時間を含めると片道約30時間の長旅になります。

もうここまでくると完全に時間の間隔はマヒします。

また、地球の真裏に位置しますから日本との時差は13時間。

完全に昼夜逆転します。

渡航準備、イエローカード

と、その前に、マナウスに行く為の準備の一つとして、日本での黄熱の予防接種があります。これは重要です。

ブラジルは黄熱に感染する危険のある国に指定されています。

その為、黄熱予防接種が推奨されています。

予防接種は各検疫所で摂取できますが、完全予約制です。

 

予防接種を受けると予防接種証明書(イエローカード)が発行されます。

この予防接種証明書を携帯していないと入国できない国や、乗り継ぎなど複数の国に入国する際に証明書の提示を求められる国があります。

証明書の有効期間は「接種後10日から10年間」だったのが2016年から「接種後10日から生涯有効」に変更になったようです。

2016年以前に取得した証明書でもこれが適用されるとのこと。

まず、この予防接種で発熱や具合の悪くなる人が少なくないようです。

私は特にその様なことはありませんでしたが、腕は結構腫れました。

まあ、インフルエンザの予防接種でも腫れる体質なので仕方ありませんが。。。

黄熱は蚊に刺されることで感染しますので、万全の態勢で出かけます。
熱帯気候ですが、半袖だけではなく長袖も準備します。
また、ジャングルのネッタイシマカに日本製が効果あるかどうか分かりませんが、いちおう虫よけスプレーや腕にはめるバンドタイプの虫よけもありますので、準備しておくとよいでしょう。

では、実際に現地はどうなのかと言いますと、これだけ書いておいてなんなんですが、私は3回ほど訪れていますが、蚊に刺されるどころか、まったく蚊を見たこともありません。
ただ、鈍感だけなのかもしれませんが。。

しかし、現地の人に聞くところによると、これには先ほど紹介したネグロ川の水質(赤茶色)が関係しているようです。
ネグロ川はタンニンを多く含む為、蚊の幼虫であるボウフラが生息できないんだそうです。
その為、この辺の地域には蚊が少ないそうです。

ただ、出かける地域によって状況は変わってきますので、最低限、先ほど述べた程度の準備はして行く方が良いでしょう。

 

この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です