住んでみて実感、注文住宅でやって良かったベスト5

設計段階であれこれと考えて間取りや建具、設備など決めていきましたが、その中でも実際に住み始めてから、これは本当にやってよかったなと感じているベスト5をご紹介したいと思います。

第1位 パントリーの間取り

パントリーはキッチンの裏、さらに勝手口を設けました。
キッチンからパントリーを抜けると、勝手口から外へ出ることができます。
勝手口を出るとそこはすぐカーポートになっています。
ここは荷物の運び込みを考えてこの間取りにしました。
 
 
家族が増えると日用品や食料品の量はだんだんと増えていきます。
我が家の場合は週に一度、大量の食料品と日用品をまとめ買いします。
その週に一度の買い出しの際にこの間取りがとても便利なんです。
 
玄関から家に上がる前にまず勝手口を開け、車から大量の食料品や日用品をすべてパントリーへ下ろします。
車から歩く距離もほんの2、3歩です。
 
妻は私が荷下ろしをやっているそばから生鮮食品をキッチンの冷蔵庫に入れ始めます。
その後、それ以外の食料品や日用品をパントリーにしまい込んでおしまいです。
 
パントリーが無かったとしても、キッチンは家の正面玄関側、入り口に近いほうが絶対に良いです。
そうでないと重い荷物を持ってリビングダインイングを何度も往復することになります。
また、キッチンには勝手口を設けるのもお勧めです。
 
水回りはなるべくまとめて設計されがちです。
が、我が家ははっきりと断り、キッチンは正面玄関側、逆に風呂場や洗面所は正面玄関から遠い間取りにしました。
 
また、ペニンシュラキッチンを設置する場合にはその配置もよく考えたほうが良いでしょう。
片側が壁に接しているため、配置の仕方によっては大きく回り込まなければならなくなります。

第2位 ウォークスルークローゼット

次にご紹介したいのが、主寝室に併設したウォークインクローゼットです。

主寝室から引き戸でクローゼットへは出入りできるのですが、主寝室の外の廊下側にも扉を付け、ウォークスルークローゼットとしました。

こうすることで、わざわざ主寝室を通らずにクローゼットに出入りできます。

つまり、お互いの起床時間が違う朝でも相方を起こさずに支度をすることができます。

休日にいつもより少し長く寝てたいな、でも、奥さんは午前中から出かけるので朝早くから支度を始めなければいけない、なんてときにも起こされることがありません。

第3位 セラミックタイル

 
子供たちの部屋は作りましたが、まだ小さいためリビングダイニングで遊ぶことがほとんどです。
 
その為、おもちゃ入れもリビングに置いています。
その子供たちがとんでもないんです。
飛び跳ねたり走り回ったりはまだ許せるのですが、おもちゃを床の上に叩きつけるわ踏んづけるわ、その度にものすごい音がします。
 
それでもセラミックタイルは傷一つ無く、きれいな状態を保っています。
 
また、おやつや食事の際にも子供たちはやらかします。
牛乳やジュースなどテーブルの上ならまだしも、コップごと床の上に落としたりします。
そんな時でも表面がツルツルのセラミックタイルはタオルでサッと拭き取ることができます。
 
ひんやり冷たいセラミックタイルは真夏でも涼しく感じます。
そのため、エアコンをつけなくてもけっこういけます。
 
しかし、当然ですが冬はそのままでは厳しいです。
床暖房との組み合わせはマストです。
そこで我が家はエネファームも設置しました。

第4位 エネファーム

ということで第4位はエネファームです。

 
エネファームはガスから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電します。
 
その発電時に発生する熱をお湯を作ったり、床暖房、ミストサウナや浴室暖房に利用することができます。
 

また、停電時の自立運転、これも非常に大きいです。
ガスさえ止まらなければ発電し続けることができるため、電気とお湯を供給することができます。
災害時の活躍は間違いなしです。

初期投資は掛かりますが、国や市の各補助があるため、合わせて申請することで結構な額戻ってきます。

ガスと電気の契約をしますがガスの方はエネファーム向けのお得な料金プランが用意されています。

冬はガス代の方が多め、夏は電気代の方が多めといった感じです。
合計金額では通年で大体同じくらいの金額におさまっています。

以前はオール電化のマンションに住んでいましだが、やはり床暖房は有ったのですが、これを使うと電気代がとんでもないことになったので、最終的には使うことはほとんどなくなりました。

しかし、エネファームの床暖房ではそんなことはなく、冬は一日中点けっぱなしの日がほとんどですが、光熱費は全く気になりません。
おかげで寒い冬でもいつも快適に過ごせています。

また、暑い夏は湯舟にはお湯を溜めずに、ミストサウナで済ませることが多くなりました。

とにかく、エネファームで生活してみて、あまり光熱費を意識することがなくなりました。
以前のようにせっかく設備があるのに光熱費を気にして、我慢して使わない、なんてことはあり得ないです。

では、実際に家の光熱費がどのように変化したか、についてはまた別のブログでご紹介します。

第5位 脱衣所の竹フローリング

セラミックタイルに続いてこれまたフローリング材です。

脱衣所のフローリングには水にも強い竹フローリングを選択しました。

竹には抗菌、防カビ、脱臭効果があるとされているため、水回りには最適なフローリング材です。

うちの子供たちは風呂上がりにそこら中歩き回るので、床はいつもびちゃびちゃになります。

そんな時でも安心の竹フローリングです。

木材に比べ強度が高いため、傷がつきにくく、また、縦にそろった繊維の美しい表情は木材とはまた違った雰囲気にしてくれます。

竹材は木材と比べて越伝導率が高く、床暖房との相性が良いということで、リビングダイニングにも竹フローリングを選択する人もいるそうです。