子供のハンガーラックを手作り。幼稚園、小学校の制服、カバン、ランドセルは自分でお片付け。

下の子の入園を機に制服やカバンなど、自分でお片付けができるラックを作製しましたのでご紹介します。
ネットや家具屋さんでも見てみたのですが、なかなかピンとくるものがありませんでした。
使い勝手や置き場所など考えできるだけコンパクトに、また2台作らなければならないため低コストでできるようシンプルなデザインを考えました。

図面作成

下の子の身長と上の子の身長、また大きくなってからも使えるようにとハンガーポールは2段階で使えるようにしました。
また、収納も2段にし、上の段はハンカチや靴下などの小物を、下の段には体操服や冬用のベストなどちょっと大きめのものが入れられるようにしました。
しかも、上の段の小物入れには100均のプラスチック製のケースを、下の段はカラーボックス用の収納箱が使えるサイズで設計しています。


カラーボックス用の収納箱は100均でも入手できますが、子供たちが使うには少し強度的に不安です。
少し丈夫なものを選んだほうが良いかもしれません。
ちなみに我が家は以前ホームセンター購入し、カラーボックスでしばらく使用していたものが余っていたのでそれを使用しました。

rack_kids

ダウンロードはこちら

材料は図面に記載したサイズでカットすれば後は組み立てるだけです。
ただし、ハンガーポールの固定部は記載していません。

組み立て・塗装

材料はすべてホームセンターでカットしてもらえばすぐに組み立て始められますし、持ち帰るのも楽です。
特に図面ではハンガーポール取り付けの真中部分は先端をR加工していますが、ジグソー等が無ければ難しいため、カットしてもらってもよいと思います。
R形状にこだわらなければC面カットを付けるか、またはそのままでも良いでしょう。
この辺は所有している電動工具や輸送環境で変わってくるかと思います。
電動工具についてはサイト内”まず初めに揃えたい電動工具”も参考にしてみてください。
私の場合は、コストを抑えるため、できるだけ長尺のものを一気に大量購入して、加工はすべて自分で行っています。
また、輸送については毎回ホームセンターのトラック無料貸出を利用しています。

さて、材料を図面のサイズでカット出来たら、組み立てはコーススレッドをドライバードリルで打ち込んでいくだけなのでそれほど難しくありません。

一部、ハンガーポールの固定部分だけは端材を木工ボンドで貼り付けます。
下はほんの一例です。
単に四角だけでなくハート型にしてみたり、ここはアイデア次第で色々アレンジできるかと思います。
取り付ける高さについては子供の身長に合わせ、下の段は下の子が洋服を掛けられるギリギリの高さにしました。


また、塗装はブラウンとホワイトの2色で行いました。

これ一台でカバン、手提げ袋、制服、運動着やハンカチなどの小物が一式まとめて収納できます。
毎朝起きたらこのラックの前で支度をする。
帰ってきたらラックにカバンを置き、この前で着替え、自分でハンガーに制服を掛ける。
今では下の子も上の子の真似をして、自分ですべてできるようになりました。