吹き抜けの大きな窓には断然バーチカルブラインド!縦の空間がより引き立ちます。

吹き抜けに大きな窓があることでより多くの光を取り入れ、部屋の中は驚くほど明るくなります。

我が家のリビングの吹き抜けにも大きな窓があり、昼間は太陽光、夜には月明かりが部屋全体を照らします。
特に周りに高い建物が無く、また、お隣さんとも立地がずれているため外からの目は全く気になりません。

1月の入居時は、光は入るし、周りの目を気にすることも無かったため、特にカーテンやブラインドなどの設置は全く考えていませんでした。

それから夏が近づくにつれ室温はどんどん上昇していきました。
ただ、床がセラミックタイルであったこともあり、冷房を入れていればそれほど気にはなりませんでした。

しかし!今年の夏は違いました。。。

連日の猛暑でエアコンは朝から晩まで一日中つけっぱなし。
さすがにこれでは光熱費がまずいことになりそうだ、ということで少しでも冷房効率を上げるため、ついに吹き抜けの大窓にブラインドを取り付けるとを決心しました。

ブラインドの種類

ブラインドと言ってもロールスクリーンや縦、横ブラインドなど様々です。

ですが、吹き抜けの大きな窓にはやっぱり縦型のブラインド、バーチカルブラインドがおススメです。

吹き抜けは高い天井までの大きな縦の空間が魅力です。
その空間をさらに引き立てるのに縦型のバーチカルブラインドがぴったりです。

バーチカルブラインドの選び方

バーチカルブラインドは各社から数多くの種類が販売されています。
はっきり言って迷います。

そこで、選ぶ時のポイント。
ポイントは大きく3つあります。

まず、1つ目はやはりブラインドの目的です。

我が家の様に外からの目は特に気にせず単に”日中の日差しを遮りたい”とか、”絶対に外から部屋の中が見えて欲しくない”といったようにブラインドを設置する目的をはっきりさせる必要があります。

それによって、ルーバーの幅やルーバー同士の重なり量、またルーバー間のレース有無といった具合に選ぶものが変わってきます。
ですので、まずはブラインドの目的、これをはっきりさせる必要があります。

2つ目は材質

防炎素材、完全遮光、そしてウォッシャブル素材。
特にウォッシャブル素材は候補に入れたいところです。

設置場所からあまり濃い色は選択しづらいかと思います。
そうなるとやはり汚れが気になります。
取り外してネットに入れ自宅の洗濯機で洗濯が可能な素材はポイント高いですね。

3つ目は設置方法です。

窓に対してどのように設置するかでブラインドのサイズも大きく変わってきます。

天井から吊るして窓枠全体を覆ってしまう方法、窓枠より少し上から吊るす方法、そして窓枠内に設置する方法と大きく3つの方法が有ります。

その中でおススメなのが、窓枠内への設置です。
もっとも効率が良く、また、他の2つは壁よりも手前に設置されるのに対し、ほぼ出っ張らないこちらの設置方法は見た目もスッキリです。

ただ、サイズについては少し慎重に決めていく必要があります。
他の2つは窓枠よりも大きければ目的を達成できます。
ですので、ある程度ラフなサイズ見積もりでもOK。
しかし、窓枠内設置に関してはできるだけ窓枠との隙間を減らす必要があります。
隙間が大きくなってしまっては、いくらスッキリ収まったとしてもブラインドとしての目的を果たせません。

ということで私が選んだのは、

1、ルーバー幅 10cm、オバーラップ量 標準、ノーレース
2、防炎、ウォッシャブル、シークレット
3、窓枠内設置

サイズの決め方

まずは窓枠内側のサイズを測ります。

続いて設置方法に合わせてサイズを決めていくのですが、窓枠内設置の場合、幅については大体窓枠サイズのマイナス1cmが大体どこのメーカーも標準の様です。

少し難しいのが縦のサイズです。
実は窓枠内設置にも2つの設置方法があります。
ブラケットを使って取り付ける方法とブラケットを使わずに直に取り付ける方法です。

ブラケットとはレールを取り付けるための金具です。
先にこのブラケットを窓枠にネジ固定し、レールをそのブラケットに引掛けて固定します。
ただ、レール自体にもネジ穴が開いているため、この穴を利用して直接レールをネジ固定することも可能です。

window blind screw hole
そこでポイントはこのブラケットを使ってレールを固定した場合には、レールと固定面の間に隙間ができてしまう点です。
固定面が天井であれば問題ありませんが、窓枠内に隙間なくぴったり収めたい場合にはこのブラケットは邪魔です。
ブラケット無しで設置しましょう。

それともう一つ重要なポイントが、このブラケットを使用するかしないかによってブラインドの縦サイズが変わる点です。
どのメーカーもそうですが ”直付けの場合はブラケットの厚さ**cm分短くなります。” となっています。

つまり、レールと窓枠を隙間なく設置したとしても、ブラケット込みのブラインド長さで計算してしまうとその分短くなり下側の隙間が大きくなってしまいます。
そこで忘れずにその分の長さを足しておく必要があります。

今回設置したこのブラインドの場合、”縦サイズは窓枠サイズからマイナス2cm” となっています。
しかし、ブラケットの厚さ6mmとなっていますから、その分の長さを足す必要があります。
そこで、縦サイズはマイナス2cmではなくマイナス1cmで計算します。

設置

さて、こうしてオーダーしたブラインドを実際に設置するわけですが、吹き抜けの窓ですので設置する高さもそれなりです。
足場とそれなりの覚悟必要になってきます。
そこでおススメなのが↓コレ

チョーロングなはしごですが、用途に合わせて色々変形させて使うことができます。
また専用のプレートもついているので足場としても使用可能です。

これが我が家では大活躍です。
吹き抜けのファンの取り付けや毎年のクリスマスのイルミネーションなんかもこれで取り付けてます。
今回もこれを使用しました。

scaffold

さて、窓枠にレールの取り付け位置をマーキングします。
奥行は忘れずにルーバーの幅も計算に入れましょう。

marking

また、一人で作業する場合にはレールの中央部からねじ止めすると良いです。
真ん中さえ止めてしまえば手が離せます。
アルミ製のレールは長さはあっても意外と軽いです。

rail

レールの取り付けが終わればルーバーを取り付けて完成です。

では、気になる窓枠との隙間ですが、

上側はこんな感じ。
ブラケットを使用しない直付けの場合はこのように窓枠にぴったりと隙間なく設置することができます。

rail gap

また、下側はこんな感じ。
実際の長さを測ってみると2cm弱でした。

louver gap
ブラケット厚さ分の1cmを足しておかなかったらその分さらに隙間が空いてしまっていたことになります。
3cmだとちょっと空きすぎですね。

さて、こうして窓枠内へ取り付けたバーチカルブラインドですが、いかがでしょうか。

window blind finish

おススメは窓枠内の直付けです。
その場合、縦サイズはプラス1cm(ブラケット厚さ分)を忘れずに。

 

結局エネファームで光熱費はどう変わる?オール電化と比較、生データを公開!

エネファームで生活し始めて3年が経ちました。

光熱費が以前のオール電化での生活と比べてどう変化したかご紹介したいと思います。

エネファームの導入費用、国や自治体の補助金は毎年のように変わっています。

今後も変わっていくでしょう。

その為、ここではトータルでお得かどうかという点については触れません。

あくまで光熱費がどうなったかの事実だけを記載します。

前提条件

まず、条件としては、夫婦2人、子供1→2人で計3~4人家族です。

オール電化の時には子供1人でしたが、下の子の誕生によりエネファームで子供が+1人になっています。

オール電化はマンション(重量鉄骨)、エネファームは戸建て(木造)、また、エアコンが+1台という差もあります。

床暖房はリビングダイニングとキッチン、これはどちらも完備です。

また、料金プランはどちらもお得な専用プランに加入しています。

  オール電化 エネファーム
住宅 マンション(重量鉄骨) 戸建て(木造)
人数 3人 4人(子供+1)
エアコン 3台 4台
床暖房 LDK LDK

エネファームの光熱費

まずはエネファームの光熱費の内訳です。

エネファームは基本的にガスで電気を作り出し、足りない電気は電力会社から購入します。

よって、光熱費は電気代とガス代になります。

その比率はガス代が電気代の約1.6~1.7倍程度となっています。


1年を通して電気代の値幅はそれほど大きくなく、4千円程度となっています。

一方、ガス代の方は1万円程度の幅があります。

ピークはそれぞれ、ガスは冬、電気は夏に訪れます。

冬はお湯を使う量が増えるためガス代が上がりますが、エネファームの場合は”お湯の使用量が多くなる”=”発電量が多くなる”ため、ほぼ電力を購入することがなくなります。

逆に夏は”お湯の使用量が減る”=”発電量が減る”ため、エアコンなど使う電気が増えると、足らない電力を購入することになります。

そのため、7月ごろからガス代と電気代が逆転します。

ただ、まったく電気代を気にせずにエアコンなどは使っていますが、この程度かといった感じです。

光熱費の推移

次に年間光熱費の推移です。


エネファームの光熱費(ガスと電気の合計)の推移は2
年目、3年目で比較するとあまり大きな差はありません。

年間で約1万円くらいの値幅になります。

3年目の4,8,11月で少し差が有りますが、ここはガスの使用量が少なかった分、安くなっています。

基本的にはガスの使用量が減ってくる時期にだんだん下がっていき、ガス代と電気代が逆転する夏にいったん上がりますが、ガス代がピークを迎える冬ほどにはなりません。

エネファームは、ガス使用量つまりお湯の使用量が光熱費を左右します。

オール電化 vs エネファーム

では、いよいよオール電化との比較です。


エネファームの電気代は夏場に1回だけピークが来ますが、オール電化の場合は夏場と冬場の2回
ピークが来ます。

使用する電気をすべて購入でまかなうオール電化は、エアコンや床暖房、当然お湯も使ったら使った分だけ電気代が上がります。

ほぼ1年を通してエネファームの方が下回っています。

その差は、年間で約4万円ほどになりました。

先にも書きましたが、条件としてはエネファームになってからの方がより厳しいはずでのこの結果です。

もし、同条件であれば、ひょっとするともう少し差が出たのかもしれません。

また、ガス代と電気代が逆転するタイミングで、毎年7月に光熱費が一回上がっています。

ここはもう少しお湯を使うようにし購入電力を減らせば、トータルの光熱費を抑えることができるのでは、と今回このデータを見て思いました。

今年の夏は毎日湯舟にお湯を溜めて入ってみることにします。

 

 

住んでみて実感、注文住宅でやって良かったベスト5

設計段階であれこれと考えて間取りや建具、設備など決めていきましたが、その中でも実際に住み始めてから、これは本当にやってよかったなと感じているベスト5をご紹介したいと思います。

第1位 パントリーの間取り

パントリーはキッチンの裏、さらに勝手口を設けました。
キッチンからパントリーを抜けると、勝手口から外へ出ることができます。
勝手口を出るとそこはすぐカーポートになっています。
ここは荷物の運び込みを考えてこの間取りにしました。
 
 
家族が増えると日用品や食料品の量はだんだんと増えていきます。
我が家の場合は週に一度、大量の食料品と日用品をまとめ買いします。
その週に一度の買い出しの際にこの間取りがとても便利なんです。
 
玄関から家に上がる前にまず勝手口を開け、車から大量の食料品や日用品をすべてパントリーへ下ろします。
車から歩く距離もほんの2、3歩です。
 
妻は私が荷下ろしをやっているそばから生鮮食品をキッチンの冷蔵庫に入れ始めます。
その後、それ以外の食料品や日用品をパントリーにしまい込んでおしまいです。
 
パントリーが無かったとしても、キッチンは家の正面玄関側、入り口に近いほうが絶対に良いです。
そうでないと重い荷物を持ってリビングダインイングを何度も往復することになります。
また、キッチンには勝手口を設けるのもお勧めです。
 
水回りはなるべくまとめて設計されがちです。
が、我が家ははっきりと断り、キッチンは正面玄関側、逆に風呂場や洗面所は正面玄関から遠い間取りにしました。
 
また、ペニンシュラキッチンを設置する場合にはその配置もよく考えたほうが良いでしょう。
片側が壁に接しているため、配置の仕方によっては大きく回り込まなければならなくなります。

第2位 ウォークスルークローゼット

次にご紹介したいのが、主寝室に併設したウォークインクローゼットです。

主寝室から引き戸でクローゼットへは出入りできるのですが、主寝室の外の廊下側にも扉を付け、ウォークスルークローゼットとしました。

こうすることで、わざわざ主寝室を通らずにクローゼットに出入りできます。

つまり、お互いの起床時間が違う朝でも相方を起こさずに支度をすることができます。

休日にいつもより少し長く寝てたいな、でも、奥さんは午前中から出かけるので朝早くから支度を始めなければいけない、なんてときにも起こされることがありません。

第3位 セラミックタイル

 
子供たちの部屋は作りましたが、まだ小さいためリビングダイニングで遊ぶことがほとんどです。
 
その為、おもちゃ入れもリビングに置いています。
その子供たちがとんでもないんです。
飛び跳ねたり走り回ったりはまだ許せるのですが、おもちゃを床の上に叩きつけるわ踏んづけるわ、その度にものすごい音がします。
 
それでもセラミックタイルは傷一つ無く、きれいな状態を保っています。
 
また、おやつや食事の際にも子供たちはやらかします。
牛乳やジュースなどテーブルの上ならまだしも、コップごと床の上に落としたりします。
そんな時でも表面がツルツルのセラミックタイルはタオルでサッと拭き取ることができます。
 
ひんやり冷たいセラミックタイルは真夏でも涼しく感じます。
そのため、エアコンをつけなくてもけっこういけます。
 
しかし、当然ですが冬はそのままでは厳しいです。
床暖房との組み合わせはマストです。
そこで我が家はエネファームも設置しました。

第4位 エネファーム

ということで第4位はエネファームです。

 
エネファームはガスから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電します。
 
その発電時に発生する熱をお湯を作ったり、床暖房、ミストサウナや浴室暖房に利用することができます。
 

また、停電時の自立運転、これも非常に大きいです。
ガスさえ止まらなければ発電し続けることができるため、電気とお湯を供給することができます。
災害時の活躍は間違いなしです。

初期投資は掛かりますが、国や市の各補助があるため、合わせて申請することで結構な額戻ってきます。

ガスと電気の契約をしますがガスの方はエネファーム向けのお得な料金プランが用意されています。

冬はガス代の方が多め、夏は電気代の方が多めといった感じです。
合計金額では通年で大体同じくらいの金額におさまっています。

以前はオール電化のマンションに住んでいましだが、やはり床暖房は有ったのですが、これを使うと電気代がとんでもないことになったので、最終的には使うことはほとんどなくなりました。

しかし、エネファームの床暖房ではそんなことはなく、冬は一日中点けっぱなしの日がほとんどですが、光熱費は全く気になりません。
おかげで寒い冬でもいつも快適に過ごせています。

また、暑い夏は湯舟にはお湯を溜めずに、ミストサウナで済ませることが多くなりました。

とにかく、エネファームで生活してみて、あまり光熱費を意識することがなくなりました。
以前のようにせっかく設備があるのに光熱費を気にして、我慢して使わない、なんてことはあり得ないです。

では、実際に家の光熱費がどのように変化したか、についてはまた別のブログでご紹介します。

第5位 脱衣所の竹フローリング

セラミックタイルに続いてこれまたフローリング材です。

脱衣所のフローリングには水にも強い竹フローリングを選択しました。

竹には抗菌、防カビ、脱臭効果があるとされているため、水回りには最適なフローリング材です。

うちの子供たちは風呂上がりにそこら中歩き回るので、床はいつもびちゃびちゃになります。

そんな時でも安心の竹フローリングです。

木材に比べ強度が高いため、傷がつきにくく、また、縦にそろった繊維の美しい表情は木材とはまた違った雰囲気にしてくれます。

竹材は木材と比べて越伝導率が高く、床暖房との相性が良いということで、リビングダイニングにも竹フローリングを選択する人もいるそうです。

 

建てる時期を誤ると固定資産税で損をする!

まあ、仕方ないと言えば仕方ない話なのですが、一つ、失敗というか少しがっかりだったことをご紹介したいと思います。
それは住宅を取得すれば毎年かかる固定資産税に関してのお話しです。
固定資産税は“1月1日”時点で土地や建物を所有している人に対して、その評価額に応じて課せられる税金です。
ですので、“固定資産税はあくまで1月1日の状態で判断”されます。
 
固定資産税の計算方法は、
 固定資産税=課税標準(評価額)×1.4%
です。
 
ただし、土地や住宅が一定の条件を満たせば軽減措置が受けられます。
 

固定資産税の軽減措置

住宅を建てるために購入した土地に関しては、住宅用地として課税標準が6分の1になります。
また、建物についても新築した場合には、固定資産税が2分の1になります。
 *平成30年3月31日までに新築された住宅物件
 
つまり、年内に土地を購入し、新築で1戸建て住宅を建てた場合の固定資産税は、
 土地:固定資産税=課税標準(評価額)×1/6×1.4% 
 住宅:固定資産税=課税標準(評価額)×1.4%×1/2 
となります。
 

我が家の例

ここで我が家の例です。
土地は9月に購入しました。
実際には中古物件として売り出していたため、建物が建った状態で購入しました。
購入後に解体工事や、地盤調査、地盤改良工事など、予想外に着工が遅れ、結果、なんとか年内に住宅は完成はしたものの登記が完了したのが翌年の1月7日でした。
 
ここで、重要なのが先に説明したように“固定資産税はあくまで1月1日の状態で判断される”ということです。
つまり、我が家の場合は、土地は住宅用として購入したものの、1月1日時点では住宅がその土地に建っているにもかかわらず、登記が完了していなかったため、書類上は住宅が建っていないと判断されてしまいました。
住宅用として購入したにもかかわらず、住宅用地として認められなかったということです。
したがって、この年の土地に対する固定資産税については、先ほど説明した軽減措置が受けられませんでした。
ただし、住宅は建っていないという判断ですから住宅に対する固定資産税はかかりません。
 
これがどれだけ影響があるかというと、下の具体例で説明したいと思います。
 
【前提条件】
 土地:課税標準額=1,800万円
 住宅:課税標準額=1,000万円
 
【年内に住宅の登記が完了していた場合】
 土地:固定資産税=1,800万円×1/6×1.4%=42,000
 住宅:固定資産税=1,000万円×1.4%×1/2=70,000
 合計:112,000円
 
【年内に住宅の登記が完了しなかった場合】
 土地:固定資産税=1,800万円×1.4%=252,000
 住宅:固定資産税=0
 合計:252,000円
 
その差は、140,000円になります。
 
上記の前提条件ではこのような結果となり、いかに住宅用地に対する軽減措置の1/6が大きいかということが分かるかと思います。
当然、土地と住宅の課税標準額によっても変わってきますが、我が家も同様に影響を受けました。
 
たった、6日間の差で上記のような差額を払わざるを得なくなりました。
やはり、納得がいかず何回か役所に出向きましたが、全く聞き入れてもらえませんでした。
“あくまでも1月1日の状態で判断する。“ということで。
 
これから土地を購入し、建物を建てたいと思っている方は参考にしてみて下さい。
 
 

中古物件購入、解体工事から地盤改良まで。あなたの土地、盛土?切土?

ということで、まず先に工務店を決めたわけですが、建てる土地がありませんので、いよいよ土地探しに入ります。

工務店の方でも、すでに保有している土地情報から未公開の情報まで、いろいろと協力をしてくれました。
しかし、なかなか希望に合う土地は見つからず、時間だけが経っていきました。妥協なんてありえませんし、ここは理想の土地が出てくるまでじっと待つことに心を決めました。

中古物件購入、解体工事

そんなある日のこと、すでに日課になっていたネットでの物件探しの中で、中古物件の新着情報がありました。
徒歩数分の距離でもありましたし、早速、偵察に出かけることにしました。

まずは立地を確認、申し分ありません。

しかし!土地ではなくあくまで一軒家としての販売です。

すぐに担当の不動産屋へ連絡、内見の予約を取り改めて見に行くことに。
すると、建物は築年数がかなり経過しており、担当の方のお話ではこれからすぐにリホームが入るとのこと。

当然、建物ごと購入するつもりもありませんので、更地での購入を考えている旨を伝えると、すぐに決めてもらえれば予定しているリホームは中止し、その分の費用を解体に回せるとのことでした

しかし、そんな即決ができるほどの勇気もなく、少し考える時間を設けることに。
また、念のため工務店の方にも一緒に物件を確認してもらいました。

そうこうしている間に、当然ですがリホームは入り、私の他にも数件の内見が入った様でした。
このままではようやく出た土地を失うことになる!
遂に決心し、申し込みをしました。
先に1件の申し込みがあったようですが、こちらが提示した条件により無事契約となりました。

建物はきれいにリホームされていましたが、すぐに解体作業に入りました。
あっという間に解体作業が終わり、更地になった後は地盤調査が始まりました。

盛土、切土

購入した土地は周りよりも一段高くなった土地でした。
購入前に一度、市の図書館で住宅が建つ以前の古い地図で確認していましたが、この辺は昔からの地形で、盛土ではなく切土であったことが分かっていたので、地盤の強度は問題無いと考えていました。

が、しかし!なんと調査結果は“改善した方が望ましい”とのことでした。
大きな誤算でした。

もともと家が建っていたわけですから、当然現状のままでも問題があるわけではありません。
しかし、建物の形状や重さによって、どのように影響するかまでは分からないという見解に。
世間ではマンションのくい打ち工事問題が取りざたされた時期でもありました。ここで大きなリスクを取るわけにはいきません。
くい打ち工事を決意しました。

ようやく建てられる状態にはなりましたが、解体費用から、地盤改良費用まで当初の予算をかなりオーバーしてしまいました。
そこで、外構工事については、駐車場の土間打ちだけは業者にお願いしましたが、その他はすべて自分でやることにしました。

こうして私の本格DIYが始まりました。

 

住宅取得、これだけはやっておきたい!”理想のマイホームノート”

”理想のマイホームノート”。

まずはそこに私と妻それぞれの希望をどんどん書き込んでいきました。

どんどん、何でもいいです。とにかく思いつくがままに書いてみました。

・最寄り駅まで徒歩15分まで

・駐車場(ガレージ)

・書斎

・買い物の利便性

・子育て環境

・キッチン(食洗機)

...

とにかくできるだけたくさん、なるべく具体的に書き出すようにしました。

こうすることでお互いが思っていることが明確になりますし、同じ項目でも異なる考え方をしていた、なんてことも分かります。そういう時にはよく話し合ってお互い納得し、同じ方向を向くように修正をしていきます。

これをしっかりとやっておかないと後々大変なことになりかねないです。私はこうしたかったのに!などど購入後に言われるようなことがあっては最悪です。

こうしてなるべくたくさんの”理想のマイホーム”に対する希望を書き出した後、その中から絶対に譲れないものとそうでないものを選別していきました。

すると我が家の場合は、”マンションよりも戸建てで、しかも場所は今住んでいる地域周辺”という結論に至りました。

ということで、一気に戸建て熱が上がり、”戸建て”に関する雑誌や広告などを集め始めました。当然ですが雑誌にはオシャレな戸建てが色々と載っており、見れば見るほど夢が広がっていきました。いっぽう広告も結構かき集めて目を通したのですが、なかなかピンとくるものはなく、どうせなら雑誌に載っているようなオシャレな戸建てを建てたい!と思うようになり、結局、注文住宅にすることにしました。”中古マンション”→”新築マンション”→”戸建て”→”注文住宅”といった感じに一気にハードルが上がってしまいましたが。。。

そこで、まずはそうしたオシャレな物件を建ててくれる建築業者探しをはじめました。

えっ?建築業者?と思った方もいるかもしれません。はい、土地も無いのに我が家はまず建物を建ててくれる建築業者探しから始めました。

建築業者はこれまた、テレビCMでもお馴染みの大手から地元の工務店まで、星の数ほどありました。しかし、これが意外にもあっという間に決まってしまいました。結局、地元の工務店にお願いすることにしました。HPでたまたま目にした建物画像でピンときて、さっそく問い合わせ。実際に建築中の物件を何件か見せてもらい、さらに気に入ってしまいました。その工務店は非常に素材をうまく使った建て方をしており、また、日の光を上手に使ったとても明るい建物を建てていました。

まあ、結果として、予算の関係もありましたし、とにかくこちらのわがままな要望に対しても細かく対応してくれましたので、大手でなくてよかったなと今では思っています。

理想のマイホーム

みなさんは何からはじめますか?

それまで全く興味の無かったマイホーム。このままずっと賃貸でいいやと私自身も思っていました。

確かに今の住まいに全く不満がなければ賃貸でも良いと思います。ですが、全く不満が無いなんてことはありえません。誰でも大小、多かれ少なかれ不満は持っていると思います。その不満に我慢ならなくなったとき、また、新たな賃貸物件への引っ越しも1つの道だと思います。

ですが、私の場合は特に車、駐車場の不満が大きかったと思います。

車が好きでこれまでも何台も乗り換えてきましたが、基本的に大きな車が好きで、駐車場探しには毎回苦労していました。

マンションの駐車場は青空平置きで、乗らないときには常にカバーをかけていました。

それでもスペースにそれほど余裕があるわけもありませんから、隣の方がガサツであまり気にしないような人だと毎回キズだらけ。

1番ヒドかったのは自分のスペース内だから良いとでも思っていたのでしょうか、車の後ろにバイクまで停めている方が隣になったこともありました。

「自分だけの屋根付き駐車場」には憧れていました。

子供の幼稚園入園もキッカケの1つのになったかもしれません。

出来れば子供の入園、入学後に知らない土地への引っ越しは避けたいものです。私も父親が転勤族でしたので、その度に大変な思いをしたことは今でも覚えています。そんな思いを自分の子供達にはさせたくない。

ですが、いざ購入しようと思っても、いま住んでいる地域周辺では物件の条件や購入金額などが合わないなんてこともあるかと思います。そうなると入園、入学前というのも一つのタイミングかもしれません。

そこでまず、最初に考えたのが中古マンションです。

物件をリサーチ

ネットで検索すると色々な物件が見つかりました。マンションなのに2フロアの物件や、1Fの庭付き物件で、しかも憧れの専用駐車場付きなんて物件も。また、プールやジムなどの設備が充実していて、そのため管理費が家賃並みのまささにバブル時代を象徴するような面白物件なども。楽しくて一時はネットの中古マンション検索にはまっていました。

そうしてある程度検索しつくすと、今度はふと新築マンションてどんな感じだろうと思い、妻の里帰り中にも関わらず、さっそく見学会に申し込み新築マンションギャラリーめぐりが始まりました。一人で4,5件は見て回ったでしょうか?

一人で家族用の新築マンションを見学に来てるわけですから、相当怪しげに思われたでしょう。

ちょっと都心から離れた緑豊かな場所から、比較的都心に近い場所まで一通り見て回りました。さすがに都心から離れると部屋が広い!駐車場もゆったり!

きっとここが自分のマイホームに対しての最大のターニングポイントだったと思います。

それから徐々に都心に近い物件を見ていきましたが、見る物件見る物件、一つ一つの部屋は狭く、ごちゃごちゃしている印象を受けました。仕方ありませんよね、限られた面積を家族用にそれぞれ部屋を区切っているわけですから。

それぞれよく工夫はされているものの、やはり一番初めに見た物件の印象がとても強く頭に残っていました。

子供達にはそれぞれ自分の部屋を持たせたい、たとえ広くなくても自分の書斎も欲しい、妻にはパントリー兼家事作業スペース。といった具合にマイホームに対する具体的な希望がどんどん湧いてきました。

そこで、一つ”理想のマイホームノート”なるものを作ることにしました。